スカイセイントクロス
見るからに「ガッチャマン」を連想させるクロスである。しかも鳥なので、ますますガッチャマンとの共通点が多い聖衣だ。
「巨嘴鳥座」というのだが、そもそも「巨嘴鳥」ってなんだ?漢字から連想すると嘴が大きい鳥なのか?疑問は多いが、台座状態ではマスクの先端がとがっているので、一応関連はついているようだ。色合いのせいか、非常にシックに見える。その中にも青色の色合いがヒーローっぽい派手さも感じさせてくれる。
ただ、台座を見る限り、飛行機のように見える。この辺が子どもの遊び心をくすぐっていたのではないだろうか。鋼鉄聖闘士の存在さえ受け入れられたら。今見ると、完全にただの飛行機だなぁ。結局「巨嘴鳥座」というのも空を連想させる星座を探していただけなのかも。
昔、3体だけもっていた聖衣大系のひとつなので、今見ると本当に懐かしい。台座にヘルメットをつけるときは一度、つける部分を下に下ろしたり、爪は翼の部分と噛み合せするなど、昔の記憶が少しずつ蘇ってくる。
割と否定的な意見が多い鋼鉄聖衣だが割り切ってみると楽しいものである。デザインこそ玩具向きになっているが肩の爪や胴のパーツなど、分解装着のギミックはそこそこ手が込んでいるし、四の五の言わずに一度手にしてみよう。これはこれなりに面白い部分も見つかるはずである。
古いものであるので、仕方ないが、保存状態は腰のパーツによくあらわれる。腰の横の飾りが緩んでいるものもある。なるべくここがしっかり止まるものがあれば、掘り出し物だろう。後は、肩に乗っている爪。台座状態で、外れやすいものもある。しっかりと留まるものがあれば、これもいいめぐりあわせだと思われる。
後は肩に乗せる爪のようなものだろう。台座には押し込むように付けるので痛み易そうだ。人形では先の腰の両端以外にはそんなに気を使うようなパーツが無いので安心だ。